蝶ヶ岳02年12月&03年1月
2012-04-12 (木) | 編集 |
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蝶ヶ岳の山行記録
2002年12月28日~30日、及び2003年1月11日~13日の蝶ヶ岳の記録です。
各自単独、何れも中の湯~上高地~徳沢~長塀尾根~蝶ヶ岳のルート。
最初に02年12月。
この年の年末休暇は9連休、最大1週間は山へ入っていられるので、1週間分の食料、燃料、そしてビールを5リットル持ち、蝶ヶ岳からそのまま燕岳へ縦走しても良いように、アプローチは公共交通機関を使って中の湯へ。

初日夜から2日目午前中にかけて雪が降ったが、他は快晴。

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大正池と穂高連峰

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今回の荷物
95リットルザック満杯。
パッキングし直すと、再び入れ直す自信がないくらい。

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上高地から穂高

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河童橋上から焼岳


荷物が重く最初から疲れた。
初日は夜間突破してでも蝶ヶ岳へ行きつく覚悟でしたが、徳澤であっさりバテて幕。

翌朝は朝から雪でげんなり。
徳沢は混んでおりトイレも順番待ち。
周りにも人がいて、立ちションする訳にもいかず、ちょっと情けないけど、テントと外張りの間に放尿なんかもした。

少々出遅れて長塀尾根へ取りつきます。

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信州山遊びねっとの立木登美男サンとご対面

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やっぱり山が好き!のsudoさん

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私13B
この写真2点は信州山遊びねっとサン提供


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前穂
樹林帯から一旦穂高連峰の視界が開けるところ。
今回の最高到達地点がココ。長塀山の手前。

さて、ここで迷った。
このまま蝶ヶ岳へ行くか、登美男サン、sudoさんの居る徳澤へ引き返すか?

人恋しくなった私は引き返す事にしました


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徳澤にて、信州山遊びねっとサンのテント。
私はこの隣に張りました。

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同、sudoさんのテント

憧れのsudoさんとも正式にご対面し、信州山遊びねっとサンとビールを飲んだりして徳澤の夜は更けていきました。
翌朝は-30度まで冷え込んだ。
今更登り返そうとは思わず、私も上高地へ下山する事にしました。

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三日目朝、徳澤から前穂を見上げる

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帰りの河童橋にて

中の湯ではちょうどバスが出てしまい、3時間待ちとなってしまったので、
タクシーと交渉して新島々まで。
そこから電車を乗り継いで帰りました。






続いて03年1月の蝶ヶ岳。
今回も中の湯から徳澤を経由して蝶ヶ岳を目指すルート。

しかし前夜は朝まで飲んでしまい、起きたらお昼。
そこからゴソゴソと用意をして中の湯へやってきたのは17時前になってしまった。

当日の最終下山者と釜トンネルですれ違いの入山となる。
釜トンネルを抜けると日没。ヘッデン歩きとなりました。
雪が降り出していたので、上高地ターミナルの冬期トイレに近い屋根の下(ちょうどバス乗り場の付近)に幕。

今回も大量にビールを持ってきていたので飲み明かした。
夜は上部でゴーゴーと風が吹き荒れていた。


案の定、翌朝も寝坊。
さすがは好天の3連休。
すでに日帰りのグループが何人も入っていて上高地は賑わっていました。

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1年前の同日に来たときは、明神から先にトレースがなく、仕方なく河原に下りて進んだが、川の渡渉に手間取り日没。
おまけに吹雪で、暗闇の中、写真の化粧柳の林に逃げ込んでビヴァークした。
なお、その時は35万画素カメラで撮影した画像の悪い写真しかありませんので記録は作りません。

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徳澤冬期小屋に顔を出すと、私の事を覚えてくれていた。
この日、長塀尾根に入ったのは私以外に2パーティー。

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長塀尾根を行く
入山パーティーのうち1パーティーは途中で会った。
途中でベースを張り、蝶を目指したがラッセルがキツク断念したとの事で、なぜか私の事を知っていると言う方だった。

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蝶ヶ岳は遠かった。
今回は、前回の最高到達地点で幕営する事にした。
この手前で先頭パーティーのラッセルに追いついたが時間切れ。
テントの奥のトレースはトイレ。作ったが使用はしなかった。

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このスノークローで整地しました

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穂高連峰を眺めながらビールを飲みました。

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ガスが残照に照らされて良い雰囲気

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夕日を眺めてまったり

そして3日目は素晴らしい朝となった。


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モルゲンロートに染まる穂高連峰

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前穂と奥穂

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もう一丁!

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北穂

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感動の景色

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乗鞍方面

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穂高連峰
満足するまで眺めてから下山となります。

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上高地まで下りてきました。
みかんは徳澤冬期小屋のお兄さんからのプレゼント。
ちなみにビールは前夜に飲みつくしてしまったので、帰りに飲む分を徳澤で一本購入。

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3日間、天気に恵まれました。
蝶ヶ岳には到達できませんでしたが、穂高連峰も見れて大満足となりました。


sudoさんへブログ解説の挨拶へ伺うのに、
何の記録もありませんでは失礼と思い、簡単ながらこの記録を作ってみました。
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コメント:
この記事へのコメント:
蝶が岳の記憶
拝見しました。
懐かしい写真を見せて頂きありがとうございました。
あれから10年めになるのですね。
まだ山に登り続けていられるのが幸せです。
2012/04/13(Fri) 18:14 | URL  | sudo #Je00pz7A[ 編集]
Re: 蝶が岳の記憶
sudoさん、コメントありがとうございます。

当時を思い起こしながらレポを作りました。
本当ですね、あれから10年。

北鎌単独の第一人者であられるsudoさんは今なお憧れの存在です。
誠に勝手ながら、今後もsudoさんのご活躍、いちファンとして期待しております!
2012/04/13(Fri) 22:34 | URL  | 13B #rHat8f7E[ 編集]
なんて綺麗なんでしょう
肉眼で見ることなんて、素人の私には無理ですけど、冬山の綺麗な写真で本当に感動です。
いつも、iPhoneしか持って行かないのでこちらのブログの写真は本当に綺麗で、なんか同じ写真を見ても、毎回癒されます。
2012/05/28(Mon) 22:17 | URL  | マロン #-[ 編集]
Re: なんて綺麗なんでしょう
いつでも頑張り屋さん、晴れ女さんのマロンさんに不可能なんてありませんですよ。
つい一月前にはヨーロッパぶらり旅にも行かれましたし、フットワークも軽いマロンさんに実際に見れない景色など地球上にないと思いますね。
2012/05/28(Mon) 23:04 | URL  | 13B #-[ 編集]
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