2014-04-20 (日) | 編集 |

若穂太郎山 2014年4月17日
蓮台寺~北尾根の周回ハイキング
本日の山ごはんはガーリックトーストほか

蓮台寺と山門の桜
良くわからんけどパッと見5分咲きくらいなのかな。しだれ桜はまだ蕾
尚、蓮台寺は桜ではなく紫陽花で有名なお寺
ん?有名って程でもないか。
私も今日看板見て知ったところだし(゜゜)

蓮台寺登山口
この辺りと稜線の一部にカタクリが見られた。
稜線上部にはまだツボミ以前のモノが多かったが、何れも写真は撮っていない。
序盤は植林された杉林の中を進むが、枝おろし(剪定)された枝が堆積していると歩きづらい
また新しく林道を通してあり、枝おろしされた杉枝が道を塞ぐ格好も相まってルートミスに注意が必要

カモシカさん
なかなか精悍なカモシカさんでした

尾根に出てしまえば比較的緩やかな登山道。
カシワやアブラチャンなどが多い。
前回の和合城レポでも触れていますが、良く似たダンコウバイは上部の方にまだ花が残っていた。
さて問題です
カシワの木は秋に葉が枯れても次の葉が出てくるまで落ちずに付いたまま、
と言う一般的な木とは異なる特徴を持っています。
なぜでしょうか?さぁ答えられるかな?

こしき岩からの展望
霞んでしまっている。澄んでいれば北信五岳や火打、関田山脈が望める方角。

同じく根子岳
4月中旬としてはかなり雪が多く残っているように見える。例年にない白さ。

これがこしき岩
漢字で書けば甑岩

太郎山山頂へ
天気は良いけれども、道中を含め誰にも会わなかった
平日のマイナーな里山ならこんなものかね
ま、仮に週末でも山ガールさんが来るとも思えませんけどね(゜゜)
これが上田の太郎山なら、平日でもたくさん登山者があるのでしょう

珈琲淹れてのランチ
トーストならスープの代わりに珈琲でも良いですね

ガーリックトースト(バター+ガーリックパウダー)&
トマト+クリームチーズで頂きました
これは簡単で美味い上に後片付けもラク
山では一押しのランチメニューやね

太郎山山頂996.9m
標識の右に見える山について、次の写真でウンチクをぞうぞ。

ほな、ウンチクを垂れさせていただきます。
写真右に大きい山が井上山(左のピークです、右のピークは大洞山)。この井上山が一等三角点。
その奥(写真で言えば大洞山の上)の削れているように見える山が雁田山。この雁田山が一等三角点で、なんと中部・甲信越地区の測量の起点となった山。
あともう一つ、写真中央左(中央やや左が斑尾山で左端の飯綱山との中間やや下に見える)の髻山が一等三角点。
以上の三点が日本列島の測量に置いて、他の名だたる名峰を差し置いて中部・北信越地区における測量の基準となった山なのです。

南側も木が払われて昔より展望も良くなった

北尾根コースを下山しました
この山の登山道で最も急斜面、急勾配のコースで、その分距離は短い。
登りには向かず、今回の用に下山周回向け
特に山頂直下は急斜面なので設置されたロープを頼っての安全確保が必要となります。

林道と車道を歩いて出発地点の蓮台寺仁王門広場へ戻りました
出発時と比べるとサクラも気持ち咲き出してる感じ

おまけ
長野県議会のドンと呼ばれているらしい、I田J一郎氏の家の前を通って帰りました
この若穂太郎山には登山ルートがいくつかあり、時計回りに、
①天王山口コース:末端からのメインコース。展望にも優れ、登山口の駐車場も余裕あり
②蓮台寺コース:比較的簡単で危険個所もない。尾根へ出るまでは展望がない
③北尾根コース:最も急斜面、急勾配、登りには向かない(下山周回向け)
④山新田コース:馬背峠、最短コース。登山口で標高約800、展望はない
⑤南尾根史跡コース:弾正岩や山城跡などを経由する一番面白いコース
⑥鉄塔尾根コース:南側の尾根上なので展望は良い。私の知る限り某山菜が一番多い
の6ルートがあります。
登山口はさらに枝分かれしているが、ルートとして分類すれば以上の6コース。
尚、②、⑤、⑥はそれぞれ順に尾根へ出てから①のルートと合流。
今回は②を登って③を下山しての周回です。
コースタイム
仁王門(10:20)-蓮台寺登山口(10:30)-尾根上(11:00)-こしき岩(11:45/12:00)-山頂(12:35/13:35)-北尾根口(14:10)-仁王門(14:50)
参考
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