2013-11-23 (土) | 編集 |

長峰山&岳都 松本 山岳フォーラム2013
2013年11月16日(土)

霧が立ち込めた中に光が射す
天平の森との分岐、山頂まで徒歩20分の標識前にて

長峰山山頂へ
雲海を突き抜け、飛騨山脈の大展望
(山頂まで車で乗り入れる事も可能)

正面は安曇野の故郷の山、常念岳

後立山連峰
中央は鹿島槍ヶ岳

長峰山山頂
自転車の人も居ました
ダウンヒルの様子は一瞬だけ動画で撮れています

フッフッフッフッ・・・イトを繰り出して空飛んじゃってます。
途中で寄ったコンビニの600円クジやったら出ました(参加賞相当)
何やら王下七部海とやらの一人らしい

コーヒータイム
デザートは高級チーズプリンほか
これはコレで悪くないですが、珈琲にはケーキのようなデザートの方が合いますね
しばしまったりした後、下山。

続いてカモシカスポーツ松本店へ
11時開店のところ、10時30分に着いてしまいましたが、
清掃及び準備中で良ければお入りくださいとの事で開店前に入店出来ました。

続いて松本らぁめん寸八へ
店の内外で30分ほど待ちましたが、その間にオーダーし、席に通されたと同時にラーメンが提供されました。感動!&大変美味しゅうございました。
(写真は以前に同店で撮影したモノ。ラーメンは今回も同じく豚骨醤油の中盛り、細麺、硬め、味・油など普通、味玉トッピング)
そして、まつもと市民芸術館へ。
この土日で、岳都 松本山岳フォーラム2013が開催されている。
一部で事前予約が必要なプログラムもあったようですが、参加・観覧は全て無料。
ちなみに駐車場は芸術館隣の有料パーキングを利用、個人的にはこのまつもと市民芸術館は数年前の井上陽水氏のコンサート以来二度目。
色々なブース、展示コーナーがありましたが、やはり目をひいたのは以下
伝説の冒険家・植村直己展
以下は全て氏が消息を絶った真冬のデナリ、5200mの雪洞で発見されたモノだと言う
(コメントは全て説明文にあった通りに記載)

ヤッケ(上下)
「セルフタイマーの写真にも写っているヤッケの実物。雪洞内でこれを見つけた捜索隊は、すぐ植村のものだとわかったそうである。」

テントシューズ
「ミトンの手袋は乾かすために裏返してある。登頂後ここに戻ってくるからこそ植村はそうしておいたのだろう。手袋には毛糸のほつれを自分で直したあとがある。」

シュラフ(寝袋)
「山頂までの最後の宿営地(5200m)で発見。宿営に欠かせないシュラフ(寝袋)が残されていたことから、マッキンリーに登頂後、ここまで戻って来ていないことになる。装備が発見されたことで、遭難が決定的になってしまった」

コンロ・コッフェル・マッチ
「氷を溶かして水を作るためコンロも必須の道具である。植村はこのときガソリンコンロ(MSR製)を使っていた。食器と鍋を兼ねたコッフェルに調理のあとがある。生肉を溶かして食べていたのかもしれない。」

裁縫道具
「オレンジ色の防水ケースには裁縫道具が入っていた。グレーの手袋にほつれを直したあとがある。」

フレームザック
「大型のフレームザックがこの地点に残してあったと言うことは、植村はカメラなど必要最低限のモノだけ持って山頂へ向かったと考えられる。テントカバーは雪洞の出入り口に使っていたもの。捜索隊が雪洞を発見した時、これが風になびいていたという。」
私も植村直己氏の書物は全て読んでいる。特に「青春を山に賭けて」は何度も何度も読んだ。
植村氏の業績は想像も及ばないほど偉大。技術が目覚ましく発達した現代最先端の装備を用いたとしても不可能と言っていい程に正真正銘の偉業であり、やはり想像すら及ばない考えられない世界。
これを引き合いに出すのはナンセンスですけれど、氏が憧れたと言う同郷の加藤文太郎氏。加藤氏も伝説的な偉人に違いないですが、温暖化で積雪の少なく情報も発達した現代、また現在の最新装備を用いれば現代人での同業はごく普通。
もちろん加藤氏の実績は文句なく偉業であり、国内第一人者であり単独行者であり時代を切り開いたパイオニア。ただ、氏をモデルに書かれたと言う新田次郎氏著の「孤高の人」はやはりフィクションが強い。特にテーマの要とも言うべき単独行は最大の伏線にもなっており、肝心の最後の北鎌は単独行でなかったから・・は100%フィクションの作り話。しかし話の大半はノンフィクションなだけに、情報操作によるイメージの享受、そしてその影響力と言うモノは怖いですよ。

我らがヤマレコブース!
管理人のmatoyanさんと久しぶりにご対面しました

記念撮影
ヤマレコよろしく!

松本城にほど近い、某老舗酒店にて
右が酒店入り口で、左が立ち飲み屋スタンディング8オンス。
この時、店主は出かけていたようでご対面は叶わず
スタンディング8オンス (食べログ)
さすがに老舗酒屋だけあって種類は豊富。しかも料金は驚くほどリーズナブルです。

ちなみに店主はこの方
写真は酒店屋上の北アルプスを眺める特設テントサイトにて
写真の通り、スノコ状の屋上(テント設営場所は人工芝)で、槍ヶ岳も見えます。
実は私も過去に3度(焼肉宴会・秋刀魚宴会・キノコ宴会)、こちらでテント泊させて頂いた事があります(内1回は私の酒飲み人生で唯一記憶を無くした)。それ以外に立ち飲み屋の利用は1回。
ちなみに店主はバリバリのクライマー。私よりホンッのチョット登れるくらいですが、かなりすごいです。何しろ北穂(正確に表せば滝谷)登らせたら世界一と言われるあの森山先生の二番弟子。

店主とは何度か一緒に山に登った事もあります
写真は明星山山頂にて
カメラ以外に一切の持ち物を持たずに登頂(南壁コース)

森山先生をビレイする店主。
ちなみにココは私の家のすぐ近くにある岩場で、森山先生(及びN野さん)がメインで開拓されたゲレンデです(一般的には難度の高いルートが多く、写真のルートは私には今でも登れない。と言うより正直、一歩も出ない公算が大)。
なお、森山先生のアートウォール(クライミングジム)も近いです。
2013年11月16日(土)。長峰山から雲海に浮かぶ北アルプスの山並みと珈琲ブレイク、まつもと市民芸術館で行われた岳都・松本山岳フォーラム2013でのヤマレコブースでの動画です。他に植村直己氏の特別展示品など。
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