2013-10-20 (日) | 編集 |

2013年10月13日
秋の岳沢へ行ってきました

河童橋は7時前にも関わらず賑わっている
この上高地へ入るにも手こずった。5時の時点で沢渡の駐車場は全て満車。
アルピコタクシーへ直ぐ乗車する(4000円の出費(゜-゜))+復路も利用する事を条件に、同社専用駐車場を利用(駐車料金は一日500円)で、何とか上高地へ入る事が出来た。

これから向かう岳沢を望む
小屋は明神岳から伸びている尾根の向こうに位置しているのでココからは見えない
河童橋の一部や、その先の木道は凍っており転倒注意となっていました

岳沢湿原
正面は六百山

清流には魚が泳いでいた
基本的には釣られる心配がないので警戒心は少ない様子
これより岳沢登山道へ入る
幕営装備と宴会用品を詰めた大型ザックはその辺の草むらへ適当にデポし、別途用意してきた軽量ザックに必要品だけ持って出発

風景
この辺り、樹林の雰囲気が良く勾配もなだらかで歩きやすい。
(小屋までの勾配は緩やかですが、小屋から上は一変、天下の重太郎新道は北アルプス屈指の急登)
何より登山道整備が行き届いて感動しました
旧岳沢ヒュッテの一件以来管理者不在となった道を、ココまで復興され管理されている現在の関係者の方に頭が下がります。

上高地を見下ろす

岳沢(の沢)へ出ました
この先は紅葉のトンネルが続くのかと思いきや、先日の台風で散ってしまった印象

小屋が見えてきた

やとこさ小屋へ到着
体力無いのでもうヘロヘロです(゜゜)
本当は岳沢小屋への激励として、ビール6本パックを用意してあったのですが、
ザックに入りきらず、また重いので直前で取りやめていました。
もし持っていたら、私の体力では小屋までたどり着けなかったかも知れない

ヤマレコユーザーさんとご対面し記念撮影
動画にも出演していただきありがとうございます
詳しくは動画でどうぞ。
今日は良い天気で絶好の布団干し日よりです。
奥の管理棟の上では布団干しの準備をされています
ちなみに、その準備されている方が岳沢小屋支配人氏。
私ごときが改めて紹介するまでもないでしょう、さかもとさんです。
存知ない方へ簡単に紹介すると、日本一有名な小屋番さん。
山の実力は超一級、経営・営業手腕も高く槍ヶ岳グループ会長の右腕。
前任の南岳支配人時よりファンが多く、山ではなく支配人目当てで訪問する登山者も多い。
穂高の安全登山、遭難対応の上でも要所となる岳沢を立て直した一番の功労者。
ちなみに、さかもとさんが考案・実用化された山ごはんも多く、
その一部は今も南岳小屋や岳沢小屋での食事に提供されている。

六百山と霞沢岳、乗鞍や焼岳の展望が良い

穂高の稜線もうっすら雪景色

さっそく生ビールで乾杯

同時にやや早いけれどランチにします
バケットにトマトとクリームチーズ
スープはもちろん、ほうれん草のポタージュ

得意のトースト
美味しゅうございました

天狗のコル方面
食後は写真撮影会

岳沢

紅葉には遅かったけれど天気が良くてとっても良い感じ

支配人さかもとさんと記念撮影
また、この時初めて噂に聞く槍ヶ岳グループの若きエースと呼ばれる野田氏とお会いしました。
イケメンな青年でした。
しかしおぇ、昔は私も友人の信州山遊びねっとサンとともに、さかもとさんから良い意味でライバルと言われていた時代もあったのですが、今じゃすっかり落ちぶれちまったよ。
さかもとさんや信州山遊びねっとサンは今なお怪物で、更に磨きがかかっている。
私ももう一花くらい咲かせてみたいです(゜゜)
名残惜しいのですが、時間一杯で下山となります

何度も振り返りながらゆっくり下山しました

タラの芽(正確にはタラの木)の紅葉

紅葉風景

下山しました
再び重い荷物を背負って今夜の宿泊兼宴会場の徳沢へ。
(明神までは右岸経由)
今回、久しぶりに岳沢へ行ってみて、小屋の重要性を痛感しました。
そこに小屋が有るか無いかで全く違う。
岳沢小屋に感謝です。
今回のコースタイム
13日(日):沢渡(5:30)+上高地(6:00/6:45)-岳沢(9:00/10:35)-登山道入り口(12:30)-徳沢(15:55)
今回の動画
徳沢キャンプ宴会へ続く
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