残雪の鍋倉山特集 第二回 オマケでのーがき
2013-04-07 (日) | 編集 |
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残雪の鍋倉山特集 第二回は2004年4月10日(土)の記録
前回の第一回から1週間後です
同行者は伝説のテレマーカー信州山遊びねっとサン
骨折中の私は軽く歩くハイキングなら許可されていましたが、
走ったりスキーなどの運動はドクターストップがかかっていた
しかし、スキーでも転ばなければ問題ないでしょうと、今回は私もスキーで参戦となる
この時はまだテレマークスキーをやっておらず、年代物の山スキー&シールでブーツは冬山用のプラスティックブーツを流用していました


先週と同じく、温井最終集落に駐車してスタート
最初から雪がありスキーのまま登れます

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とは言え、先週と違って道は除雪済み
脇の雪をひろって歩いて行きます

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除雪は田茂木池まで
ただし開通はされておらず、駐車は下の最終集落です

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田茂木池
一週間でかなり雪解けが進んでいる

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鍋倉山へ
第一回と同じくココから山頂は見えていません

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この斜面に取り付きます
多少雨が流れた跡が見受けられますが、それほどデコボコにはなっていませんね
(大雨の後などは激しくデコボコになる事があります)

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スピードアップのため板を担ぎます
これは安全対策でもあります
(シールを付けた状態で滑落したら滑れないし止められない)

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尾根へ出ました

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森太郎も見える
寄らずに尾根をそのまま上がります

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これは何者かがつけたドロップサインと思われる
この辺りから滑りましょうの合図なのでしょうけど、
好きなところを滑ったらええねん

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ブナの尾根を行く

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ジャンクションへ
ブナの回廊が素晴らしいです
やっぱ晴れが良いですね

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山頂へ
木が出ています。雪が多いと、これらの木々は全て雪の下になります

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山頂からは360度の大展望
佐渡島は見えないけど、日本海も見えていた
写真は黒姫、高妻、妙高、火打

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展望を楽しみます
背景は志賀高原方面、右のスキー場は木島平
昔は信州最強斜度と恐れられた壁のようなパイオニアコース(ゲレンデ最上部)も良く見えています

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これは野沢温泉スキー場
この後で行く事になります
ちなみに右からスカイラインコース、牛首コース、シュナイダーコース、初心者コース
昔は長坂のゴンドラを二時間待ちで乗り込んで、スカイラインを誰よりも早く滑ったモンですよ

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ドン!
お昼はもちろん豪華ランチです

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ブナの回廊付近
ブナの林を滑るのは気分的には良いのですが、この時期はまだ極上のザラメにはなっておらず、また上部はストップスノーも多いので滑りに関しては快適とは言えない。
おまけにこの辺りは傾斜が緩いとは言え鎖骨が折れている私に転倒は許されない。
板は剛直なので、緩斜面、低速では曲がりづらい。加えてスキーより登山に特化した兼用靴、前記のストップスノーも厄介でこのブナの回廊付近は最も緊張しました。
ストップスノーとは所々にある滑らなくなる雪質のこと。それを完全に見分ける事は出来ませんが、基本的には雪質が白い場所(不純物のない場所)ほどストップスノーの可能性が高く、砂や細かな木の破片などで汚れたような雪の方が滑る事が多い。

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下部の大斜面は斜度もあって滑るには快適
特に私の剛直な板はこのような急斜面でスピードを出さないと快適には滑れない。
動画など撮影しながらスキーを楽しみます。

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この斜面は非常に快適、気持ち良く滑れました

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動画撮影が多かったので、信州山遊びねっとサンの華麗なテレマークの写真はなし
格好の写真は唯一、コレのみ

温井の駐車場まで滑って終了
下の方も斜度が緩くて私のスキー板(と言うよりブーツの影響が大きいのかな?)は修羅場となりました

続いて野沢温泉スキー場へ

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長坂のゴンドラに乗って上の平(やまびこゲレンデ)へ

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中京方面よりご家族で温泉スキーにやって来られたSさんへ信州山遊びねっとサンがテレマーク指導
ちなみにSさんは風吹大池の常連さんの一人で、毎年開山祭には訪問されています。

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ゲレ食など
やまびこ展望ハウスにて遅めのランチ

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野沢温泉外湯は麻釜湯にて
他に横落の湯などへ入浴して解散となりました

ちなみに信州山遊びねっとサンは、その足で栄村へ移動して車中泊、
翌日は苗場山へスキーに出かけています


以下はのーがき


ちなみに私の骨折とは左鎖骨と肋骨。
2004年1月13日の通勤途中にボウヤの無謀運転に突っ込まれて鎖骨とアバラを数本いかれました。
入院及び自宅療養で2か月休養して社会復帰(その間は欠勤扱いとし、相手の保険で給与補償)
その間、食べる事しか楽しみがなく、体も動かせず僅か2ヶ月で10キロも太ってしまった。

なお、事故前日の12日には、厄除けの神様で名高い、別所温泉(信州の鎌倉)は北向観音へ参拝していました、と言う訳のわからないオチもあります(゜゜)

体を動かせば鎖骨に響くし、肋骨など咳するだけで痛かったが、肋骨は3か月くらいで自然治癒。
(クルマの運転など右手だけでステアリング操作とギア(マニュアル)操作して何とか乗ったモンですよ)
鎖骨は治りかけた頃に無理をしたら(激しい負荷を与えてしまった。具体的に言えば3月下旬の湯の丸山雪上キャンプでの滑落停止訓練時に、ピッケル持って斜面に思いっきり倒れ込んだ衝撃)、再び折れてしまった。
軽いハイキングはOKだったものの、激しい運動はドクターストップがかかっていましたが、転ばなきゃ問題ぬぇだろとスキーに行ってしまった。まぁ若気の何とやらってヤツだね。

更にのーがきは続きます(゜゜)

ちなみにこの時の事故は結構デカかった。
私は自転車、交差点で向こうから来るクルマが方向指示器を出していない事を確認して渡ったのですが、相手のボウヤが猛スピードで突っ込んで来た。はねられた瞬間、このクソガキ、どうシバキ倒してやろうかと思いを巡らせていたのですが、アスファルトに叩き付けられた時には痛みでそれどころではなく、悶絶していました。救急車は直ぐに来た。当時私は地元の消防団に属しており、消防署員などとも面識があった事もあって、現場検証の警察に対する身元や搬送先の病院などもスムーズに決まっています。
退院後に現場検証の専門家と話をしましたが、私は最も致死率の高い、車の中で一番剛性が高いピラー(右運転席の右側の支柱)がクリーンヒットしているらしく(他に4駆車のバンパーも致死率が高いらしい)、良く生きていられたね、いやその程度の怪我で済んでるのが信じられないとか言われた。ココとココに手を付いた跡があり(鑑識写真にクッキリ写っている)、それが受け身となってダメージを最小限に留めている。普通は即死でそれならば運が良い、運が悪ければ植物人間。余り例がない、君はいったい何者なんだ?とか。私かい?単なる田舎モンでウンが良かっただけですよ。なんて会話があったのですが、実は実際はちょっとだけ違うんだ。
まぁ話を聞きたきゃ書いても良いけどね。

ちなみに私は他にも二度クルマにはねられた経験があります(゜゜)、何れも自転車。
内一回は脱臼と打撲、自転車オシャカ(この時は入院なし)。もう一回は時速100キロのスカG(スカイラインGT)にはねられて、自転車ごと空を20メートルほど飛んで脳天カチ割られている(頭蓋骨骨折の重症)。一般的にはコッチの事故からの生還の方が奇跡かな?まぁ助かったのは内出血せずに脳の血が外に流れたかららしいんだけどさ。
同じく、詳しく知りたければ話しても良いけどおぇ、一部で私がアタリ屋じゃぬぇか?などと声もあるようですけど、当事者から言わせてもらうとな、そんなモン全く割に合わぬぇよ。
もちろん、前記の鎖骨と肋骨の事故の時は、相手のボウヤに何の誠意もなく私は本気でブチ切れて追い込んだ(保険屋の担当も二回変わった)けどさ、いくら金を積まれても怪我は割に合いませんよ。仮に慰謝料が1000万程度だったとしても全く割に合わない。2億円くらいなら考えちゃうけど。まぁアタリ屋が本気であたってたら商売にならんと思うけどね。

やっぱ健康第一ですよ、それだけは金に代えられない。
そして交通事故には注意しましょうね、中には私のようにヤ〇ザのような怖いヤツもいますから。

尚、この時蓄えた贅肉が今なお落ちていません(゜゜)


のーがきが長くなりましたが、この鍋倉山の翌日11日には、
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ドクターストップを無視して出場した第6回長野マラソンを完走しています
(゜゜)

練習なし、体重10キロ増、骨折中を跳ね除け、気合と根性で完走をもぎ取った
(フルマラソンでは初めて、禁断のCW-Xを身に付けて出場)
正式タイムは4:57:46
何か右肩から木が生えてるみたいな写真ですね(骨折の鎖骨は左です)
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コメント:
この記事へのコメント:
懐かしいですねー(T_T)
あん時は新聞にも載って、せんせーが重体だってよ!って、かーちゃんが新聞見ながらびっくりして教えてくれたよ。
そして二回目の事故の時は、高校卒業当日。
まさか卒業式サボりかと思いきや、肩を抑えながら教室入ってきて第一声
「いやー参ったゼ〜軽トラに轢かれちまったぜ〜」
せんせーはまるでターミネーターのような漢(かんと書いてオトコと読む)だゼーット(≧∇≦)
2013/04/07(Sun) 17:30 | URL  | まっけんロイヤル #-[ 編集]
Re: タイトルなし
ほぉ、良く覚えていますね、その通りです。
ひかれる瞬間、ケットラのじいさんは明後日の方向見ていました。
事故現場が小学校前と言う事、歩行者信号順守でも事故が起こるなどの理由から、その交差点は現在はスクランブル交差点になっています。
尚、私がヤ〇ザまがいの極悪人のように書いていますけど、アコギな真似はしていません。ただ加害者のボウヤが一度も謝罪に来なかったからブチ切れて徹底的にやっただけです。ケットラのじいさんは仕方ぬぇにしても、スカGの人(実は山知り合いと同じ会社の人で、先日の〇横岳でちょっと話題になった)とか恐縮なくらい謝罪やお見舞いがありました。まぁボウヤはビビッて来れなかったようですし、クソ保険屋もノイローゼになっちまったみたいだけど、私の怒りも理解して頂くと幸いでございます(゜゜)
2013/04/08(Mon) 22:18 | URL  | 13B #-[ 編集]
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