2012-09-05 (水) | 編集 |

バカンス8日目

ちょっと寝坊して6時にニペソツ山十六沢登山口へ
国道から登山口への林道は、前日の岩間温泉への林道と入り口は同じで、
入り口付近に登山ポストがあったような気がする
駐車場は十数台ほどスペースがあると思った。

序盤は林の中の尾根を行く
この時期にヒグマと遭遇する可能性があるとしたら、この付近だと私は思いますが、
その確率はゼロに等しいと思う。
過去にも大雪山系でヒグマによる登山者に限る死亡事件は大昔の一件しか公式には記録されてないはずで、
現代では会いたくても会えないし、警戒する事すら必要ないと思う。
むしろ写真のような藪や笹薮を通過する個所も多くマダニの方が心配です
マダニは北海道と信州の一部の山域に生息しており、
私は過去に3度かまれた経験があります。
死に至るライム病なる病原菌を保有しており、大変危険です。

写真の岩で尾根の登りは終わる。
ココまで1時間と少々ほど
岩の乗り越えは慎重に

岩を超えると天狗のコルへ向かって緩やかにトラバース
正面が前天狗

天狗のコル幕営適地
7月くらいまでなら残雪から水を得られるらしい

オトギリソウ系

途中で森林限界を抜けると視界が開けてくる
ハイマツ帯も良い感じです

大雪山の山並み
1週間前は右の山の辺りに居た

トムラウシ山

アルペンムード漂う登山道

前天狗へ登り詰めると、初めてニペソツ山と対峙する
感動のご対面

見事な三角柱の山容、カッコイイ山ですね
正直なところ、もうこの景色で満足してしまった。
いつもならこの景色を眺めながらまったりして帰るところですが、今回は違った。
この山が百名山の一つであったのなら私はたぶん登っていない。
尚、この付近はナキウサギとやらの生息地でもあるらしいのですが、
それらしきウサギさんは出て来てはくれなかった。

チングルマ

十勝連峰
ニペソツ山は山自体、登山道の雰囲気の良さもさることながら、展望にもすぐれる

北海道随一の名峰
前日にお世話になった、この山を勧めて下さった方とこの天気に感謝です

大雪山方面
雲が出て来た

谷間に広がるお花
写真はチシマノキンバイソウと思われる
こんな感じも北アルプスに似てますね

山頂直下
やや雲が出てきた

ニペソツ山山頂
2013m
向こうに糠平湖が見える

伝説のフタマタタンポポ

シコタンソウ

エゾルリソウ
見た時は新種の花かと思いましたが、後にエゾルリソウと判明

伝説の希少種にして、ニペソツ山のみに咲くと言うスガワラビランジ
スガワラビランジのトラックバック
伝説の花スガワラビランジ
スガワラビランジ
山頂には40分くらいの滞在だったでしょうか。
他に単独者が4人ほど居て、食べているおむすびが美味しそうだった。
私は食料を持ってきていないので、そそくさと下山となりました。

下山風景も良い感じ
前天狗まで登り返しもあるが、雰囲気の良い登山道が続く
中央右に見えているのはおっぱい山

トイレブース
携帯トイレを使用して、使用済みはお持ち帰り
前天狗にて
下山後の回収ボックスは確認していないが、何処かにあるのだろうか。
近年では私の地元の長野市飯綱山、戸隠・高妻山などにも設置されており、
飯綱は登山口入り口に回収ボックスがありますが、確か戸隠にはないと思った。
山でのトイレは難しい問題ですね。

正面の山を右の尾根に下って下山

裾野

登山口へ下山
行く時は気が付かなかったが、簡易トイレが設置されていました

昨夜も入った糠平温泉は湯元館へ
宿のご主人の人柄に定評があるようでツーリストのリピーターも多い様子
外来入浴は500円、貴重品はフロントへ預ける
トイレはポッチャントイレですが、ウォッシュレットが付いていた
ロビーのパソコンはISDNマルチリンクだった思う

内湯
湯は熱めなので冬は更に良いでしょう。
夏なら夕方から夜には良いでしょうが、真夏日の日中にはちょっと熱い
前夜は賑わっていましたがこの時は貸切り

露天風呂
混浴らしいですが、女性は居なかった
川沿いに作られているので雰囲気は良いです。
せっかく来たんだからビールでも飲んで、ロビーで寝てけよと言うご主人
しかし北海道滞在は実質あと一日
競走馬の聖地巡礼の野望もあるので、ビールを我慢して移動することにしました
帯広から高速を利用して南下する
途中に幸福駅だったかな?の近くを通ったようですが、場所がイマイチわからなかった

天馬街道を通ってみる
トウショウボーイロード、通ってみたかったんだ
襟裳岬経由も考えましたが今回はこっち。
ちなみに襟裳岬

訪問は前年の夏で、噂通り、風が強く吹いていた印象
日高山脈の末端が海の先まで続いている

日高山脈を横断し浦河へ
いよいよ競走馬の聖地へ入ってまいりました

早めにキャンプ場入りして、夕日を眺めながらビールと行きたいところでしたが、
アテにしていたキャンプ場はオートキャンプで5千円と高額、
他に適当なキャンプ場もなく、過去に利用したこともある静内のキャンプ場へ向かう事にした
ちなみにアテにしていたのは三石の海水浴場と、道の駅、宿泊施設が整ったキャンプ場

こんな感じの入浴施設は近代的かつ大規模(写真は海を見渡せるコンブの露天風呂、訪問は前年)
入浴だけなら確か390円だったと思う
ただし温泉かどうかは疑問らしい

静内のキャンプ場へ
写真にある高床式のコテージが特徴
テントは人数に関わらず一張り310円
ヒグマの出没もありうるらしく、奥の方でラジオか何かを流していると思った。
食料等の買い出しは静内の町まで(徒歩では遠すぎる)
徒歩圏内に静内温泉あり、露天風呂はない保養施設のような風呂で、確か400円だった気がする。
この時は定休日で入浴せず。
8日目
糠平=十六沢登山口-ニペソツ山-十六沢登山口=糠平=帯広=天馬街道=静内
宿泊地 静内キャンプ場
スポンサーサイト
この記事へのコメント:
食糧を持たずに入山ですか!?
2012/09/05(Wed) 22:29 | URL | sakusaku #0HMKsla6[ 編集]
はい。何か問題でもありましたかね?
私は2,3日くらいなら食べなくても普通に動ける人間ですし、骨折しても歩く事が出来る人間です(実際に経験していますし、それを実際に証明もしております)。日本の環境であれば、現地で食料が入手できなかったとしても2週間くらいは凌げると思っておりますが、例え未知の山域であったとしても日本の山で迷子による遭難は私にはありません。
私は2,3日くらいなら食べなくても普通に動ける人間ですし、骨折しても歩く事が出来る人間です(実際に経験していますし、それを実際に証明もしております)。日本の環境であれば、現地で食料が入手できなかったとしても2週間くらいは凌げると思っておりますが、例え未知の山域であったとしても日本の山で迷子による遭難は私にはありません。
2012/09/05(Wed) 23:10 | URL | 13B #-[ 編集]
私がその体質だったら(2週間食べなくて耐えれる)今頃、モデル体型??
満腹でもイラってきたら食べてしまうので、まったく痩せません。
いつも食べまくってるのであまりお腹すくとこまでいかないのですが、ちょっとお腹すくと凶暴化します。根っから卑しいようです。
食べるために生きてるような感じです。
満腹でもイラってきたら食べてしまうので、まったく痩せません。
いつも食べまくってるのであまりお腹すくとこまでいかないのですが、ちょっとお腹すくと凶暴化します。根っから卑しいようです。
食べるために生きてるような感じです。
失礼しました。ちょっと自分の事を書きすぎました。
食事を抜いたり偏ったりする事は好ましくないようですので、出来るだけ三食食べれるように心がけたいですね。
マロンさんのようにたくさん食べて、元気に遊ぶ(あるいは働く)が理想です。
食事を抜いたり偏ったりする事は好ましくないようですので、出来るだけ三食食べれるように心がけたいですね。
マロンさんのようにたくさん食べて、元気に遊ぶ(あるいは働く)が理想です。
2012/09/06(Thu) 20:06 | URL | 13B #-[ 編集]
| ホーム |