唐松岳2012年7月28日フラワー編
2012-08-02 (木) | 編集 |

唐松岳 2012年7月28日 フラワー編
八方尾根~丸山ケルンまでのハイキングで見た花など
八方尾根固有種及び八方尾根特産種、あるいは他の山域ではあまり見られない花から

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ハッポウウスユキソウ
八方尾根独自進化のウスユキソウ
1997年に発表された花。

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ハッポウタカネセンブリ
これも八方尾根特産。花だけみると隣の白馬岳などにあるタカネセンブリとの違いはわかりにくい。

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キバナノカワラマツバ
八方尾根は特に多い。白馬でも見れるが他の山域では見かける事は少ない

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チセマゼキソウ属のチャボセキショウだと思う
これも白馬、八方以外ではあまり見ない

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オオサクラソウ
これはどうかな?コザクラ系は何処でも良く見れるけど。
八方尾根では一部分にのみ分布

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ワレモコウ
写真のように先端から花をつけていく
この時期は咲きだしている株は少ない

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これはカライトソウ
花の咲く前の状態

八方尾根にはワレモコウとカライトソウが交じり合った独自進化のハッポウワレモコウもある。

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モッコリ系。
ワレモコウはどこの山でも良く見かける。

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ミヤマダイモンジソウ
類似にダイモンジソウ

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イワシモツケ
八方山荘から扇雪渓付近までで一番多く見る花

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キンコウカ
固有種ではないが八方には多い

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ハクサンチドリ

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テガタチドリ
ハイキング編で触れた花。ちょっと花期は過ぎていた

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ヨツバシオガマ
個人的にこのシオガマギク属系の花は好きです
種類が豊富で特定が難しい品種もある

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チングルマ
説明不要ですね。

DSC_6375_R.jpg
チングルマ


以下二つを含むこの系統の花は特定が難しい

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ミヤマウイキョウ

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タカネイブキボウフウ

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ホソバツメクサ
別名コバノツメクサ
タカネツメクサ属は大体は分布で絞れる

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クモマミミナグサ
ミミナグサ属ではタカネミミナグサと、このクモマミミナグサの見分けが難しい。さらに白馬岳には固有のキクザキタカネミミナグサなどもあるらしい。

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イワイチョウ
個人的にはいつもハエのような虫に好かれているイメージ。

他にもいくつか見ており、写真にも撮っていますが今回はこんな所で。
しかし、正直、唐松岳の花では満足できなくなっており、花の撮影に気が入らなかった。
ハイキング編でも触れましたが、二年前までの散策路、登山道の整備で八方尾根、唐松岳の花は劇的に少なくなっている。
まず序盤の木道が出来てラクに歩けるようになった分、見違えるほど激減した。
丸山ケルン付近の花もさびしい。丸山ケルン下にあったシロバナのイワカガミを含むお花畑は一輪も咲いていない状況。また以前は撮影できた伝説の八方尾根固有種、ソラムキアオノツガザクラも見れなくなった。
三年前までは毎年花の八方尾根、唐松岳は楽しみだったのですが、二年前に劇的に少なくなって、時期が悪かったのかな?と7月の前半と後半に行ったがやはり少ない感じを受け、今年、二年ぶりの再訪(昨年は腰痛で行けず)で確信にかわりました。
まぁそれでも唐松岳は日本屈指の花の多い山に入るのですが、隣には日本№1のフラワーマウンテンがある。どうしても見劣りしてしまいます

唐松岳ハイキング編

唐松岳ランチ編


ヤマレコには他の花の写真も一部公開しています。
ヤマレコの記録

ざわっ・・
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